パドック理論(応用編)
最後にパドックでの状態を馬券購入に使う際の、ちょっとした応用や裏技を紹介していきます。
テレビでの競馬中継では、解説者が馬の状態を教えてくれますが、解説者は全体的に人気や実績を重視し、無難な返答を行うのが一般的です。そのため人気馬を持ち上げる事が非常に多くなってきます。人間と言うのは他人のアドバイスに弱い者で、解説者のお墨付きが出ると、なんだか本当に勝てそうな予感がしてきます。しかしそれはあくまでも予感であり、可能性は決して高くありません。
むしろ競馬予想で重要なのは、自分の予想を最後まで信じ貫く事なのです。人の予想や情報を信じると、ハズレた時にどうしても後悔というのが生まれ、後味の悪い結果となりますが、自分の予想を信じた場合後悔する事はあまり少ないのではないでしょうか。逆にハズレても新たに学習し、馬券購入のノウハウ蓄積に役立つ事がほとんどなのです。
しかしテレビ観戦をする以上どうしてもパドック解説者の言葉は耳に入ります。そのためパドックを敬遠する人が多いのも事実ですが、そういった時に便利な裏技としては、テレビのボリュームを0にするという方法もあります。こうする事により自分に取っては余計な雑音が入らず、純粋に馬の状態をチェックできるのです。
しかし時にはパドック解説者の言う事に耳を傾けてみるのも良いかもしれません。全ての解説者がいい加減というわけではなく、優れたパドック解説者というのも多く存在します。こういった人の話に耳を傾ける事で、パドック戦術は幅を広げていくのです。説得力のある解説者や純粋に独自の視点から穴馬を推奨する解説者。こういった解説者の推奨馬が、馬券に絡む事が多いというのは、やはり優秀なパドック解説者は独自の理論を持っている事の裏付けであり、競馬の奥の深さを物語っているのです。