長距離GⅠレースコース分析
長距離のGⅠレースは障害レースを除くと、菊花賞と天皇賞春の2つが現在は行われています。いずれも京都競馬場のコースを使用し、菊花賞は秋のクラシック 3冠の最後を飾るレースとして、天皇賞春は春の古馬長距離レースとして有名ですが、近年の生産界の事情もあり、現在は長距離GⅠを勝つことが強さの証明には繋がり難く、ステイヤー不遇の時代とも言われる中、天皇賞春を回避し安田記念や宝塚記念に向かう有力馬や、菊花賞に参戦せずに天皇賞秋に参戦するなど、レベルの低下が問題となっています。
クラシック格言では、最も強い馬が勝つと言われる菊花賞。しかし現在は3冠の可能性のある馬を除いて、有力馬は天皇賞秋に出走する事が多いため、比較的荒れる傾向となっています。しかし強い馬は確実に馬券に絡むのもまた事実であり、出走馬のレベルの見極めによって、馬券戦略をかえる事が重要となってきます。
天皇賞春も春を代表する最強古馬決定戦レースとして、高い格式と人気を誇っていましたが、近年はレベル低下による波乱が増加傾向にあります。2002年頃よりその傾向が出始めており、人気薄の菊花賞馬や前走調子を落とした馬の好走など、実力馬不在となると予想が困難といえるのが近年の天皇賞秋の特徴です。
いずれにしろ近年の長距離戦線は中心となる馬が不在になる事が多く、GⅠレースも例外ではありません。中心となる馬がいるかどうかの見極めを行い、不在の場合は手広く購入を行う事が必要になってきます。